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いけばな小原流

説明を入れます

いけばなといえば剣山と水盤を思い浮べる人は多いのではないでしょうか。
現在ではおなじみの手法も、何を隠そう小原流から生まれたもの。
小原流は今はさかのぼること19世紀末期、新しいスタイルを築いたことから始まりました。
当日のいけばなは線の動きを形どったものが主流。しかし、小原流の創流者、小原雲心(おはらうんしん)は材料を盛るように展開させ、立体的な広がりを強調するスタイルを確立しました。
斬新なアイデアから始まった小原流。今もなおその時代に伴った変化を遂げ、現代の空間にいろどりを添えています。

いけばなの歴史

古来四季ある日本では、自然を敬い生存する花や草木を「神が宿るもの」として大切にされていました。仏教が日本に伝承されるころ、正月には年中緑鮮やかな松や竹を飾り、仏様に花を供えるなどの習慣が始まりました。平安~奈良時代の絵巻物や物語には貴族たちが花を生けて楽しんでいる様子が記されています。室町時代では天皇が住まう御所にていけばなが行われ、さらに江戸時代に入ると、貴族や武士のみならず商人や一般人の間にまで広がったといわれています。

小原流いけばなの誕生

いけばなの代表的な流派のひとつ小原流。明治28年、新しいいけばなの様式「盛花」を生み出したことから始まりました。「盛花」とは水盤に色とりどりの西洋草花を盛り飾る方法であり、小原流の流祖 小原雲心により命名されました。また、小原流いけばなには盛花の他に「瓶花」と呼ばれるものも存在します。こちらは花材と瓶との調和を図りながら表現する方法。数多くある生け方の中では、写真や色彩を表現の主旨とする様式本位のいけばな、琳派調いけばな、現代の暮らしに合わせた花意匠、花舞などが広く流用されています。

暮らしにお花を取り入れてみませんか

私たち人間は草花や木々とは密接な関係にあります。豊かな草木花が宿る四季ある日本では、昔から各家庭においてごくあたりまえに自然との触れ合いがありました。お正月花、お花見の桜、節句の菖蒲や桃、七夕の笹、重陽の菊、そして秋の紅葉など。季節によりさまざまな景観を味わえる醍醐味だといえるでしょう。ぜひ日常に実り豊かな花々を取り入れてみませんか。花に触れる暮らしは、ゆとりと安らぎをもたらしてくれるでしょう。

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